開業日記 ~プロローグ~

2007年12月、初めての海外旅行、初めての1人旅。
 
バックパックを背負い、真新しいパスポートを握りしめ
世界遺産 「アンコール = ワット」 を見たくて、カンボジアへ行った。
 
これが、バックパッカーとしてデビューした、最初の旅。
 
 
それからは、世界中のゲストハウスを泊まり歩き、その場で知り合った、たくさんの友達と
毎晩のように飲み歩き、みんなで観光し、ゲストハウスの魅力に取り憑かれていった。
 
「いつか、ゲストハウスを、自分が生まれ育った島に作りたい!」
 
こんな夢を持つようになったのが、バックパッカーを始めて、3年が経った頃。
ちょうどその頃、仕事の関係で、建築士の伊藤さんと出逢った。
 
この頃から、自分のゲストハウスの理想を、伊藤さんに伝えだし、
と同時に、ゲストハウスを建設する土地探しも行った。
 
 
立地にはこだわりがあって、、、
 
五島と言えば、やはり、透明度の高い、美しい海。
島で最もきれいなビーチ 「蛤浜」
 

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このビーチを、すぐ近くに感じられる場所にこだわって、見つけたのが今の場所。
 
裏庭に広がる、蛤浜。
常に、波の音が聞こえてくる。
このビーチを眺めながら、のんびりすることのできる、最高の土地と出逢った。
 
2014年11月から、地主さんと交渉を始め、
2016年2月、1年以上かかったけれども、ようやく手に入れることができた。
 
 
土地が決まってからは、伊藤さんと何度も打ち合わせを行い、何度も図面を修正し、
保健所や消防署からの指摘事項も全てクリアし、設計図もようやく完成した。
 
建設資金を調達するために、商工会の方々にも大変お世話になった。
金融機関からお金を借りるために作成する 「事業計画書」 も、
商工会の指導員のサポートで、最終的には50ページもの大作に成長した。
 
お陰で、日本政策金融公庫と銀行から、建設資金の調達に成功。
 
 
こうして、たくさんの方々のサポートを受けて、ゆっくりと動きだしたゲストハウス計画。
 
購入した土地に建っていた空き家を、自分たちで解体していく様子から、
この 「開業日記」 にて紹介していきます。